東京農工大との共著論文がPCCP誌に掲載決定: HOT Articleに選定

東京農工大グループとの共同研究成果の一部が”Physical Chemistry Chemical Physics”誌に受理されました。
これまで研究を進めてきた新しいタイプの蓄電デバイス用電解液・ディアルカチオン電解液に対して、本論文では、大型放射光施設でのX線散乱実験やコンピュータシミュレーションを用いた精密構造解析技術を応用し、デバイス性能と電解液構造の関係を分子レベルでしています。当グループからは田代くん(M1), 澤山さん(PD), 藤井教授が研究成果に貢献、共著者として参画しています。

追記：本論文がPhysical Chemistry Chemical Physics誌の2024 PCCP HOT Articleに選定されました。

“Structural study on a specific Li-ion ordered complex in dimethyl carbonate-based dual-cation electrolytes”
Y. Chikaoka, T. Tashiro, S. Sawayama, A. Kobayashi, A. Matsumoto, E. Iwama, K, Naoi, and K. Fujii*
Phys. Chem. Chem. Phys. 26, 3920-2926 (2024).
DOI: 10.1039/D3CP05526D